良い先生とは?
ふと興味が湧いて、Google先生に聞いてみた。
「良いピアノの先生って?」
すると下の回答があった。
私は、、、非常にびっくりしてしまったのだが。
同業者はもちろん、現役で習っている生徒さんやその保護者さんに聞いてみたい。
これ、どう思いますか?って。
上について思うことを書く前に、私自身の先生について書こうと思う。
私のピアノの先生は、本当に初期は母親であった。
そこから何人かの先生を経て、中学生のときに師匠と出会った。
そしてピアノの道へ進むことになり、大学で、卒業後も、そして今も私にとって師匠である。
師匠と出会えたことは、私の生涯でとても大きなことで、それだけ影響を受けたし尊敬している。
ということで、自分のことは置いておいて、自分の師匠(先生)が上に当てはまっているか、
失礼ながら検証しようと思う。
ピアニストとして演奏能力が高い先生→→ ◎!
月謝が高くない先生→→✖️ ワンレッスン制であったし、決して安くは無かった
振替レッスンの融通がきく先生→→ △ ワンレッスン制で固定の時間では無かったので三角。
でも万が一自分の都合でレッスンに行かれなくても、振替て
下さいと言えるような存在では無かった。(もちろんいい
意味で)
練習していかなくても怒らない先生→→ ✖️
有名な音楽大学を卒業している先生→→ ✖️ ごめんなさい、いわゆる有名音大ではない
✖️多め。でも私は師匠をいい先生!憧れる先生像!にしております。
結局、いい先生ってなんだろう?と思ったときに、サービス精神とか、習う方の都合の良さとか、
そういう基準で書かれているような気がする。
本当の意味でいい先生とは、ピアノの先生に関わらず、
「本気で向き合ってるひと」だと思う。ピアノの先生なら、ピアノと生徒に。
そういう曖昧な基準は、Google先生に聞いても出しかねますってところなのでしょうか。
さて、いい先生を提示され、私はどうするか。
全然当てはまってなくてびっくりだし、こんな私でごめんねって今から変えられない部分もあるけど、変えられる部分も変えようとは思わなかった。
私はそのときどきによって補講するかもしれないけどしないかもしれない。
怒らないかもしれないけど怒るかもしれない。
そのとき、その生徒に必要な対処を考えてする。
そして、生まれてから50年以上ピアノに関わって生きてきて、
その経験を生徒に本気で還元したいと思うし、もしその生徒の中から継承してくれる子がいたらピアノに恩返しができると思ってる。そんな想いで教えるのだから安易に安い月謝では教えたくない。
全ては、生徒さんや保護者と、より良い関係を築くために、
自分がこの仕事に誇りと責任を持つために。
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